第5章3項

建物、門がまえから塀も柱と貫を芯にして荒土を塗り重ね、仕上げは土佐漆喰で塗り、頂部を和瓦で葺く本格的な塀を造りあげた。柱と腰板は檜、基礎は御影石である。

外を二本差しの侍が歩いていてもぴったりくる雰囲気である。