風呂屋の正面外観。2階にむしこ窓が開き、1階に台格子がはまる外観は一般の町家と大きくかわるところはない。

[左]風呂屋の柘榴口。唐破風のこけら屋根、朱塗りの破風板、けやきの柱に一枚板の羽目板。
[右]風呂屋の内部。手前が脱衣場、奥が洗い場、柘榴口を潜って浴槽に入る。天保初年ごろ、湯銭は大人8文、子供6文、乳飲み子4文、肌を磨く糠が3文であった。